2011.04.16-23
余裕がなさ過ぎる。もはや日記ではない。
16日
永長本ゼミの準備に追われていたはず。夜は家庭教師。
17日
昨日の続きとKeldyshゼミの準備。あと夜はGoldenfeld読むがイントロのくせに長い上良くわからん。現実逃避で借りてきた漫画読む。まだ転移点でない感じ。
- 作者: 大島弓子
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1986/04
- メディア: コミック
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18日
2限 素粒子論
例によって序盤はなめていたが、どんどん途中から加速する感じの講義。宿題が出るのがだるい。
午後はGoldenfeldゼミ初回。担当は同期でイントロ。切れ者の先輩のいわゆる「素朴な疑問」系のやつに何も考えずナイーブに反論して結局ろくに論拠を言えない、という最悪な奴をやる。次回担当。
19日
午前中はKeldyshゼミ。担当は自分でFermionの系にスカラーポテンシャルを入れたときの扱いについて。前半は珍しく論文の計算間違いの指摘とかも正しくまずまずだった気がするが、後半は同期の質問とかがさばけず、いまいちな感じ。
昼は研究室合同セミナー。初回はうちの先生で、研究室でやってることのアウトラインの説明とか。しかし最初の超伝導の話に時間が割かれすぎて、非平衡の話とかはほとんど聞けず終い。後最後に理論演習でやってた話が一瞬紹介されたのは(お愛想的なものだが)、恥ずかしすぎて死にそうであった。
5限 物質科学
永長本の予習に消えた。
20日
朝から永長本ゼミ。担当は自分でFaddeev-Popovの方法(ゲージ固定を重みつけて表現するのがうまいとか思ってたら、これはこの本のやり方が独特で普通は違うらしい)に始まり、スピン系の経路積分とBerryの位相(一価性の要請から虚部にゲージ固定で幾何学的意味付けが出来た)、相転移のイントロ(Ising模型の高温展開とかLandau理論とか)。
ぐだり気味で反省。
午後は量子光学の講義ノートの間違い探し。思いの外時間がかかる。
5限 非平衡科学
あまりちゃんと聞かず。昨日のKeldyshゼミでの問題考えてたり。
21日
朝からスタバに篭って物性物理3のレポートやり始める。しかし計算能力が低くていつまでたってもまともそうな答えが出ず。研究室の先輩にあがいてるところを目撃されたりしてかなり恥ずかしい。しかも結局解答つくりきれず、期限2週間以内提出でのボーナスをもらい損ねる。
3限 物性物理学3
結局残り20分前とかになって出席。レポートだけ出しに来た感じ。
終了後はColemanゼミ。インスタントンの続きだが2節の最後のほうがよく分からず。
柏からのゲストの方が飛び入りにも関わらず、びしびし参加していてすごかった。
夜は昨日の続きとSchrieffer読み。イントロだが式がないのが逆にだるい。
名人戦は森内九段2連勝。名人側から見れば非常に不出来な将棋だった印象。
22日
午前中はひたすらSchrieffer読む。昼までかけて何とか読みきり。
ノルマが終わったので午後は「nonequilibrium field theory」ゼミ聞きにいく。担当はうちの学年で最もよく出来る人で、今回はじめて発表を聞いたが正に神速、しかも隙がない、といった感じで圧倒された。中身はBrouwnian motionに始まり、揺動散逸定理やBoltzman eqについて。
時間が間に合わなかったので途中で抜けさせてもらって慌ててSchriefferゼミへ。
担当は同期。中身は前回の続きでPippard長の話とかGL理論とかだったが、定性的な話に終始した印象。しかし途中で珍しく正しい突っ込みをしたはずだったが、計算力皆無なためその場で自信を持って導出できないせいで、いい加減な言い方をしたのがたたり結局ご破算になったのが非常に悔やまれる、というか恥ずかしい。
次回発表なのだが、ゼミが金曜祝日のせいで火曜に振り返られたためいきなり詰み型になる。連休は月曜だけ平常運転なのだから、飛び地の祝日をくっつける法則を作ってくれればこんな悲劇は起きなくなるのに。
23日
朝からスタバいって延々とGoldenfeld読む。くりこみまで行くために2章から4章をすっとばすことにしたので、前提になってるところを戻って読むのにやたらめったら時間を喰う。
午後はお茶大での数理物理・物性基礎論セミナーに出る。題目が「物性論における渦とソリトン」ということで期待しまくりだったが、中身は正直微妙だったと思う。前半は簡単な中身で冗長過ぎ、後半は式を並べまくられても良くわからん、といった塩梅。
その後はマックで朝の続きやってから家庭教師へ。因数分解をひたすらやらせる。