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東大物理学者が教える「伝える力」の鍛え方

書いてあることは正論というか確かにと思うし、本としても分かりやすく書かれているように思うが、ジェネラルな考え方や方針を提示された際にどうしても直ちにぴんと来ないのは、おそらく伝達や合意形成という行為が本質的に相手ありきだから(そして相手の行動原理というものがこちらの想像の及びもつかないもので大いに有り得ると自分が思っているから)なのだと思う。前著のテーマである、「考え方」が個人ベースなのとの違い(そしてそれ故に本として提示された時の納得感の違い)がそこかと思う。
興味深かった所は、最後の補講の教育の方針のところか。非常に気になる所でもっと詳しく書いて欲しかった。
全くどうでもいい話だが、111ページの終わりの所が教え子に引導を渡す話にしか最初見えなくて、読んだ時変な汗が止まらなかった。

東大物理学者が教える「伝える力」の鍛え方 (知と学び)

東大物理学者が教える「伝える力」の鍛え方 (知と学び)