2010.03.20-21

20日

この間行って味を占めた、いつもと別の図書館へ行く。
延々とFetter読んでchapter 1が終了、といってもまだ演習問題の対数発散を示していないが。
しかしこの本、数学的、などといったら数学の人に笑われそうだが細かいところまで気にしてちくちく説明してくれてるのでありがたい。電子ガスとか阿部本の第二量子化のとこでちびっと出てきたのだけ読んで、ふうん、という感じだったが、意外というか、気にすべきところは全然幾つもあったのだった。今後も何度も出てくるらしいし。

夜は風が凄まじくてあまり眠れず。というか家が普通に揺れてるのだが。

21日

ものは試しに、ということで院試の過去問解いてみた。どこでも良かったのだがとりあえず解答持ってる04年度をば。やったのは物理の専門科目だけで、数学とか英語は面倒だったのでやってない。

結論から言うと、出来がひどすぎた。
真面目に採点しないで(途中とかは大雑把に見て結果重視で)、かつ単純に取った小問題数/全問題数とかで計算して7割ぐらいだった。
仮に9割とろうと思ったら(この間のとこに行くかどうかとかは全く別にして)あと100点、すなわち大問一問分上乗せしないと無理。絵空事に近い。これはちょっと色々手を伸ばしてる場合じゃないやもしらん。
あと、受験時代と違って、四時間連続的に集中して計算を正確にするのがかなり厳しくなってきている。
実際今回は2時間半ぐらいで即解けるのを解き尽くして、計算がおかしくなったのとかをやり直し始めた途中で集中力が完全に切れ、そこからの1時間ぐらいはかなり無駄に過ごした挙句、最終的なミスの殆どがしょうもない計算間違いだった。
いつもの勉強ならば2時間ぐらいで集中切れたら適当に徘徊してリセットすればよいのだが、流石に試験中にこれは無理、という訳で耐久力的なものが必要な気もする。

どうでもよいが自分が適当に検索して見つけた解答は、簡単に見つかっただけあって信憑性が薄いことに気がついた。
そもそも元の問題をTexで打ち直す際にミスを乱発してるのに気がつかず、時間測って解いてる最中少なからず動揺した。まあこれはオリジナルが大学のサイトにあるから良いが、解答もどうも怪しい(こちらは自信を持っては言えないのが悲しいが)。やはり直接人と議論しながらやる、などの処置が必要か。