2019.04.03

書けることが多くはないのだが、色々な角度からの気遣いを受けて、人間力の足りなさを感じる日であった。何というか、諾々能力の足りなさをひしひしと感じる。

将棋世界を立ち読みする。今年の結果はC級とB2以上で大まかな傾向が異なったと思うが、実力者でありながらの苦労人が何人も上がった今回のような場合には、対局日誌ではどう取り上げられただろうか、などと思ってしまう所。全クラス通じて今年の結果はいかにも老師の筆が冴えそうな結果であったので。

 

2019.04.01

前回の日記も10日で途絶えたが、年度も変わって劣悪な環境から束の間の解放を得た気がするので心機一転、ということでまたぼちぼちとつけ始めたい。

といっても今日に限って言えば特段書くことがあるわけではない(昨日はzabadakの33周年ライブに出かけたりとかしていたのだが。)。

元号が発表された、とか一般的に大きなイベントはあったが。プロセスとか基準についてよくわかっていないのであれだが、名前をつける、ということは与える名称が他の何ものでもなくこれでなくてはならない、という必然性に乏しい割にはずっと残り続けて影響大なものであるということで、何だか嬉しさのなさそうなのに大変だな、(これこそが責任というものか)などとぼんやりと思っていた。

夕方は大学へ。ドイツからの先生へのお客さん(自分が最近読んでいる本の著者)に偶然遭遇して、(先生との)お話を横で伺うなど。自分の計算についての議論は、やや予想外の展開に。ちゃんと確認して詰める必要。

夜はハイコンテクストアニメなどを鑑賞していた。8bit パートの大盤振る舞いが印象的。

2019.02.10

めずらしく午前中から活動を開始。総合図書館へ行く。

総合図書館の時計が9時5分と14時55分ぐらいで止まっているという事実に対して、昔は「誰も気にしないから、止まったままにしているのだろう」などと巫山戯たことを考えていたのだが、実際にはれっきとした理由がある、ということを知った。

cassini2017.com

つくづく「全てのものには理由がある」ということを思い知らされる。

計算の続きをやったり、「大学の未来地図」を読んだり。

その後はあまりにも寒いので帰宅。なんだか熱っぽいので布団に入って「Metal Gear Solid 2」を鑑賞していた。前作もたまげたが、今作にも腰を抜かした。中身としては間違いなく全人類におすすめできる。

序盤(タンカー編、プラント編ともに)は出てくるキャラ(特に敵)が尽くダサいので、かなり見くびっていたが、徐々に強まる前作との相似性の構築的な香り、それが(豪腕をもって)一つの方向へ集約される最終盤の怒涛の展開(専ら演説だが)には唸らざるをえない。技術的にもPS2での「進化」を見せながら、題材としても前作よりも更に(叙情的でなく)鋭角的な切り出し方にしたことで、普遍的といえる内容が目に見える形になっており、21世紀の始まりに相応しい最高峰のゲームと感じられる(当時プレイしていないのに何だが)。音楽もやや前作とはジャンル(というべきか?その辺りの常識がないが)を変えつつ、こちらも実に格好良い。本作ボス戦、少なくとも見ている限りだと前作ほどのインパクトや緊張感はないわけだが、BGM(Yell Dead Cell)はそれを補って余りあると感じる。

小学生から中学生ごろにこれらをリアルで体験する可能性、というのが一応あり得たわけだが、PSの前作とこれを当時やってたら、おそらく物理はやらずに(もっとも中学の頃は何も考えていなかったが)情報あるいは生物チックな問題意識が強い方へ進路の舵を切っていた気がする。それぐらい力強い。

2019.02.09

遅く起きると外は雪。重い腰を上げてセミナー後の計算の確認。対数項は出た。

茶店でダラダラ計算していたのだが、横に座った人がおもむろに読み始めた文献が目に止まり、「Sachdev-Ye-Kitaev model」と「Random Matrix」という単語(のみ)が目に入って驚く。この領域についての知識はほぼ皆無なのだが、それでも適当に入った店で横に座る人が物性(素粒子?)の研究者、というのはなかなかすごい偶然では。

遂に再びスリープバスターが届く。ありがたや。

TOHOシネマ日本橋がずっと動いていないがなぜなのだろうか。心配。

「七夕の国」を読み終え。