2019.02.10

めずらしく午前中から活動を開始。総合図書館へ行く。

総合図書館の時計が9時5分と14時55分ぐらいで止まっているという事実に対して、昔は「誰も気にしないから、止まったままにしているのだろう」などと巫山戯たことを考えていたのだが、実際にはれっきとした理由がある、ということを知った。

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つくづく「全てのものには理由がある」ということを思い知らされる。

計算の続きをやったり、「大学の未来地図」を読んだり。

その後はあまりにも寒いので帰宅。なんだか熱っぽいので布団に入って「Metal Gear Solid 2」を鑑賞していた。前作もたまげたが、今作にも腰を抜かした。中身としては間違いなく全人類におすすめできる。

序盤(タンカー編、プラント編ともに)は出てくるキャラ(特に敵)が尽くダサいので、かなり見くびっていたが、徐々に強まる前作との相似性の構築的な香り、それが(豪腕をもって)一つの方向へ集約される最終盤の怒涛の展開(専ら演説だが)には唸らざるをえない。技術的にもPS2での「進化」を見せながら、題材としても前作よりも更に(叙情的でなく)鋭角的な切り出し方にしたことで、普遍的といえる内容が目に見える形になっており、21世紀の始まりに相応しい最高峰のゲームと感じられる(当時プレイしていないのに何だが)。音楽もやや前作とはジャンル(というべきか?その辺りの常識がないが)を変えつつ、こちらも実に格好良い。本作ボス戦、少なくとも見ている限りだと前作ほどのインパクトや緊張感はないわけだが、BGM(Yell Dead Cell)はそれを補って余りあると感じる。

小学生から中学生ごろにこれらをリアルで体験する可能性、というのが一応あり得たわけだが、PSの前作とこれを当時やってたら、おそらく物理はやらずに(もっとも中学の頃は何も考えていなかったが)情報あるいは生物チックな問題意識が強い方へ進路の舵を切っていた気がする。それぐらい力強い。