フラニーとゾーイー

こちらも大分昔に読んだものを再読。
話としては先のナイン・ストーリーズの方が完成されていると思うのだけれど、こっちは最初に読んだのが相当精神的に参っている時だったので、そういう意味で個人的には印象深い。
今もう少し冷静に再び読んでみると、ゾーイーのキリスト教とシーモアの禅の対比とか面白いし、何よりゾーイーの一挙一投足が切れまくりで非常に良い。

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

フラニーとゾーイー (新潮文庫)