2010.05.27-28

27日

唯一の授業が休講なので終日何もないが大学行く。
朝いちで大学の図書館に延滞していた本を返しに行くが、まさかの「本日休館」。同時に探してる本が手に入らないという事態に。
昨日の反動で午前中はまるでタスクの勉強に手がつかず。「岩波講座 物理の世界 量子スピン系」を読むが最初の方から誤植が多くてフラストレーションが貯まったり、如何せん問題の分野に絞らっれてはいなかったりして、眺めただけに終わる。

散歩したり昼食べたりで幾分回復してきたので、午後はFetterたらたら読むなど。五月祭2日前なのだから先週なかったサブゼミがあるはずも無く。帰宅後は久々に「量子力学Ⅰ」読んで2章終了。やはり波動関数からやるやり方は好きになれん。

沈んでたせいで完全に忘れていたが、藤井先生竜王戦2組優勝。めでたい、と言いたいところだが、このまま順調に行くと1組3位の羽生名人と当たる気配濃厚。まあこのカードが中継で見れること(何年ぶりだろうか?)自体を喜ぶべきか。

28日

1限 代数学XC
イデアルとか環の準同型定理とか。

終了後昨日手に入れられなかった「磁性1」(朝倉物性物理シリーズ)を借りる。図書館さえ違えば延滞してても借りられることに気づく。

2限 量子光学
電磁場の量子化について。横デルタ関数とかについて一生懸命やってたので、あまり聞かずに上述の本読んだりしてたが、時間が少なくなってきてからのカシミール効果とか位相演算子の話は興味深かった。

午後は五月祭準備のため何も無し。ゼミやるにも部屋がなく、計算機室で王位戦中継見ようとするも、DVD焼きかなんかでパソコンはあらかた占拠されてて何とも。仕方ないので図書館で潰れたゼミの分またFetter読むなど。

王位戦は白組は広瀬五段優勝。しかし最後の対竜王戦はまさに穴熊王子の名にふさわしい強さだった。
赤組は戸辺六段と羽生名人が4勝1敗で並び、プレーオフ。戸辺六段は今回素晴らしい戦いぶりだったと思うが、同じ相手に2連敗をみすみす許すとは思えない名人が相手だけに、やはり前局落としたのが激痛だったというべきか。
ともあれ展開も相まって今回のリーグ最終局一斉中継は、非常に良い試みだったと思う。来年もやって欲しい。