2009.07.08

8日

2限 現代物理実験学
中性子干渉の話とかしてたはず。大体サクライ「現代の量子力学」の続き。

教官が「物性とかは仮説に対して実験の確かめがきくけど宇宙の始まりとかは二度と確かめられないものだからロマンがあるといえるかもしれない」と言ってた気がするが(流し聴きなのでニュアンスとか違うかも)個人的にはそういうロマンとかは物理ではいいや、という感じ。なんか理論と実際との整合性というかそういうのが研究してて嬉しいのかな、という気がしていたのだが。その教官も専門物性実験だし、あまり深い意味はないのかな、とも思うが。

あとこっちはもう少し授業に関係ある疑問だが、教官が「自由電子統計力学使うのは不思議だと思った人はいなかった?相互作用が本当にないのなら緩和しないはずだからエルゴード性が満たされなくて統計力学の適用が不適切になるような気がしない?」と言ってたのだがエルゴード性って別に統計力学の根拠では必ずしもないと習った気がするのだが。たしか時間平均とか考えても平均取るスケールが長すぎてナンセンスだから根拠付けとは言えないよ、という話だったと思う。

午後は物理学実験が休み。「現代の量子力学」の続き。角運動量の合成の途中まで。合成が終わったら摂動に飛ぶ予定。あと先日の放射線検診の結果帰ってきたが異常なしで良かった。