戦場のメリークリスマス

2ヶ月ほど前に午前10時の映画祭で見。

大筋を一言で言うならば、遅れてやってきた少女漫画、という印象であり(本筋もそうだし、セリアスの過去の入り方のある種不思議な感じとかも凄くそれっぽい)、これだけであれば特筆すべきものはないのだが、(その意味でも)あまりに特異というか、独特の存在感を示しているのがビートたけしのハラ。彼によってこの映画が非典型的なものになっているという意味で、その寄与はとても大きい。