三月のライオン 11

一読した時は相変わらず全体通じてかなり渋い評価だったのだが、「カッコー」の件が出てきたのが、もしかして序盤の方にあった桐山の出自についての托卵の比喩とリンクしているのか、ということに気が付いてからちょっと認識が変わりつつある。
(あまり望めなさそうな気もしているが)今後ここを突っつくような(今回出てきた父親と本質的に変わらぬ点もある、という点を認めながら、どこを変えていきうるのか、といった点とか)話が出れば納得感もあるのだが。