文藝別冊「キング・クリムゾン」

年末の来日も発表され、タイミングの良い出版。記事としては当たり外れがある印象(書き手として音楽側の人とかプロの演奏家の割合をもう少し上げても良かったのでは)だが、読んでいて印象深いのは、やはりこのバンド(Frippが、というべきか)が真に凄いのは、常に変化し続け、本当に新しいことをやろうとしている所(そして真に新しいがゆえに、その試みが認識されるのは、少し後のことになる)だ、という指摘か。
どうしてもついつい「Red」までばかり聞いてしまうが、その後のについてももう少し勉強します(そもそも絶対量が足りていないというのはさておき)。