滋賀旅行

先週の土日に滋賀に行ってきた。今回は琵琶湖の東側を主に観光。

1日目

朝こそ早くなかったが、電車乗り継ぎが予想外にタイトでいきなりバタバタ。
午前中には長浜に着き、船で琵琶湖を渡って竹生島へ。急な階段を登って、宝巌寺本堂までたどり着くと、眺めが非常に美しい。舟廊下から見える景色も良かった。
全くどうでも良いが、瓦投げ(ここの名物らしく、願い事を瓦に書いて崖下の鳥居まで投げる)で投げた瓦は付近の建物の壁にぶつかって一瞬で割れたし、おみくじは「願い事は叶い難く利はないが頑張れ」みたいな要旨だったので、パワースポット感は全くなかった。
午後はまず高月へ。ここがまた、遮るものは何もなく青空と田んぼが広がるといった、絵に描いたような「日本の夏」みたいな場所で(かつ図書館などはきれいに整備されており)本当に素晴らしかった。早くこういう場所に隠居したい。
数分ほど歩いて目当ての向源寺へ。十一面観音と大日如来像に圧倒される。特に大日如来像の発する厳かな空気はちょっと類がない感じで、跪きたくなる気持ちがわかった気分。
再び長浜に戻って、市内の観光。かなり熱心に町おこしをやっている印象を受けた。こういった取り組みが盛んなのも、やはり元々商人の町という気風も影響していたりするのだろうか。
1日目は早めに夕食をとって、ダウン。

2日目

朝はゆっくり目で、彦根へ移動して(今回の主目的である)鳥人間コンテストの会場へ。
この日は午前6時からやっている(!)とのことだったが、10時半ぐらいに着。結果が示唆されるようなことはTV放映に先立って書いてはいけないらしいので、ぼかさざるを得ないが、これしかない、という好機に見に行けたようで、大変ラッキーだった。飛行機も初めてそこそこ近くで見れたので満足。ただ、すさまじい炎天下で死にそうになりながら長時間見ていたので一瞬にして真っ赤に日焼けした。お年寄りも多かったので熱中症の人が出ていないか、心配ではある。
余談だが、この大会岩谷産業がスポンサーであり、今回はMIRAIも展示されていたため、間近で見て撮影することもできた(とはいえ飛行機の大会なので人はあまりいなかったが)。
結構ギリギリな時間の中で、彦根へ移動して彦根城を見るという強気の選択。天守をはじめ、たしかに立派ではあるが、まあ特には。玄宮園は素晴らしかったが(槻御殿の外観が良かった)、正直真夏、35度の炎天下に歩いて見て回るのは得策ではなかった。
博物館で赤揃えの鎧や能舞台なども見た後、彦根城に別れを告げて夕食。せっかくなのでということで食した近江牛はさすがに美味しかった。
全体通じて、滋賀は予想外に(といっては何だが)洗練されており、大変好印象だった。かなり手とお金を入れて観光にも力を入れている感じ。機会があればまた行きたい。