ここが奈落なら、きみは天使

先週末にzabadakの新作を手に入れた。これまで「遠い音楽」と「二月の丘」ぐらいしか知らず、どうも自分の趣味とはしっくり来ないと思っていたのだが(ただ「Poland」は好みだった)、プロモ初っ端の表題作に強烈な衝撃を受け、購入することに。
全体通じて、奇妙ながら非常に格好良い転調、一度耳にしたのち気がつけばしばしば口ずさんでしまっているメロディ、円熟を感じさせる穏やかでかつ伸びのある演奏と、実に良い(ただ歌唱は波がある感じだろうか。「相馬二遍返し」とかは、これしかない、という感じでかなり出来上がっていて良いのだが)。
特に気にいったのは、表題作の「ここが奈落なら、きみは天使」(超格好良い)、「サンダーソニア」、「コフルヤマ」(これはすごい。ギリギリの線で成立、といった感じ。)、「相馬二遍返し」。

ここが奈落なら、きみは天使

ここが奈落なら、きみは天使