ルーブル美術館展

日曜に行った。あまり馴染みのない風俗画がテーマということで、行く前にやや逡巡したのだが、良い絵が多くて非常に行ってよかった。まさにリアル「まなざしのレッスン」(実際ボージャンの「チェス盤のある静物」やマセイスの「両替商とその妻」なども間近で見れたが、完全に進研ゼミ状態であった。冗談はともかく、11章から12章あたりの話を予習してから行くと大変楽しめるのでないだろうか。
気に入ったのはレアグロス・グループ「黒像式ヒュドリア」(肩の部分の戦士や馬の絵の出来栄えが素晴らしい)、ボージャン「チェス盤のある静物」、ドロリング「台所の情景」(構図が良い。どことなくモネの絵っぽい)、ムリーリョ「物乞いの少年」、フラゴナール「嵐、またはぬかるみにはまった荷車」、ファブリティウス「アトリエの若い画家」(目が素晴らしい)。