以前読んだときはまるで面白いと思わなかったが、読み返してみたら結構面白かった。
前回面白いと思えなかったのはおそらく、11人目が誰なのか、という謎を据えてるように(序盤は)見えるのにその解決にカタルシスが伴わない辺りだと思うが、まあそういうものだと思ってしまえば。
後ラストはそんなに気に入っていないのだが、現実的という意味では良いのかもしれない。
続編はあまり面白くなかった印象だが、スペースストリートは良かった。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/12/10
- メディア: 文庫
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