M1冬学期成績、M2夏学期成績

出てたので一応。かなり日記の間を開けてしまってた時期である昨年の分もついでにここで補完しておく。

M1冬学期

計算物理学 未受験

あまりに受ける意義が感じられなかったので。しかし今となっては受けても良かったのでは、という気もする。

G-COE理工特別講義 優×3

厳密には3科目分の集中講義なのだが、まとめて。Columbia大学での授業(物性物理の研究の最先端を教授陣が自身の研究紹介も兼ねて解説する)の録画をこちらで放映したもの。
どうやら向こうではこの授業を通して優秀な学生への研究室のアピールも兼ねている、とかいう事情もあるようで、こちらの講義とは違って中身は面白いものが多かったと思う。
日記には詳細を書いてないが、これに一枚噛んでいたおかげで半年前にAPS参加とColumbia大学(とニューヨークの様々な名所や博物館、美術館)の訪問ができたのは、個人的には非常に得がたい経験だったと思う。精神的にも時間的にも追い込まれ気味な時期ではあったが、無理して行く事にして本当に良かった。

物理学特別演習1 優

修士の必修。

M2夏学期

物理学特別講義A2 良

Leggett講義2回目。今回は「二次元の物理」というお題目で(個人的にはかなり意外な印象だが)局在の物理に始まり、KT転移に触れたりしつつ量子ホール効果へ。とはいえ、全体的に概論に近い印象を受けたがどうだろうか。学生の発表パートでは隣の研究室の方の非平衡基礎論の話のみ聞いた。
肝心の自分のレポートは量子ホール効果のbreakdownについて実験とかの話をコチャコチャと書いたのだが、去年のひどい奴(突飛な話がだらだらと長く書いてあるだけ)よりも幾分かましなのを出したと思うのだが、去年よりも評価は低くて不思議。

物理学特別講義BX2 優

川上先生の集中講義。レポはBoson化について軽いまとめを。これはそこそこ書いたような記憶があったのだが、先程見返したら真に面白い話をやる手前、程度で終わっていてがっかりした。

後は単位こそ取ってないが、冬のG-COEの講義の続き(今度はこちらから授業を向こうに送る)も受講した。中身に関しては、非常に率直に言えば玉石混交といったところと思うが、これもやはり向こうとは授業へのモチベーションが違うことがあるのかもしれない。