2011.05.30-06.02

30日

2限 素粒子

さっぱり分からず。やばい。

午後はGoldenfeldゼミ。担当は自分で8章の続き。動的なスケーリング則とかスピノーダル分解についてだったが、結局全然分かってなかったために超愚駄愚駄で非常に程度の低い発表になってしまった。院に入ってから2ヶ月過ぎた人間のものとは思えない。

2時間半ぐらいやって終了した後、図書館でもう一度Chaikin読んで考え直したりしてるうちにちょっと致命的どころではないレベルの判断ミスを犯してこの先数年オーダーでの死を覚悟する。どん底状態で帰宅。


31日

1限はLeggettの集中講義だったが、昨日の色々が実はどうもすれ違い気味で、辛うじて即死は免れた(致命傷には違いないが)こともあり準備とかしてスルー。

昼は研究室セミナー。超伝導の第一原理計算の話で、計算の話題に全く疎い自分にも興味が持てるよう丁寧に作ってあった印象で個人的には嬉しい感じだった。しかし超伝導なので先生の攻撃力は上がっており、恐ろしい感じ。


その後は熱浴とかについてM下先生に教えてもらったり。例によって超親切に話を聞いてくれて感激。

夜は明日の永長本ゼミの予習を時間不足気味ながらやる。中身は超流動のBogoliubov理論だが、本題に入る前にかなりしょうもない勘違いをして猛烈に時間取られて不足気味。

1日

午前中は永長本ゼミ。後半が自分担当で、中身はハードコア斥力ポテンシャルのBose系を経路積分でやる話。SSBが起きて平均場近似とRPAで考えられる場合と、そこを超えての超流動の話。しかし自分の発表はどうも上手くない感じ。計算を追って見せるだけで中身がない。

午後はSchrieffer読む。電子―格子相互作用のハミルトニアンを書く話。

5限 非平衡科学

久しぶりに行ってみたら、ゆらぎの定理の話が始まってテンションダダ上がり、だったがすぐに板書がハンドアウトのコピーであることが分かったので一気に冷めて聞かSchrieffer読む。

夜は先輩が一時帰国したということで、研究室の飲み会。

名人戦は羽生名人勝ち。次が先手番、ということを考えるとほぼ互角に近い感じか。

2日

1限はLeggett集中講義。今日から銅酸化物の話、ということで今までよりは真面目に聞く。相図とか擬ギャップとかの話。

終了後は昨日の続きでSchrieffer読む。

3限 物性物理3

朝永―Luttinger流体の話。計算がおっかなく見えたが。

終了後居室に戻ると、最近の研究の発表会みたいのが始まっていたので聞かせてもらったり。しかし滞在期間中に結果をだしてくる、というのはやはり流石と感じた。

夜はnoneq field theoryの復習と量子光学レポートの略解作り。