2010.03.03

3日

昨日のA級順位戦の中継をBSで最後まで見ていたのもあり、寝坊。
大学行って勉強、するはずだったが、途中で将棋世界4月号が今日発売なのを思い出し、購入して読んでいたりして、てんで勉強せず。豊島五段の自戦記が素晴らしかった。連載して欲しい。

「宇宙を顕微鏡で見る」読了。以前はこういう一般向け、みたいな本については、かなり軽視して、というか生半可な知識は悪影響まであるのではないかと思い意識的に読まないようにしていたのだが、最近は全ての範囲に対して全力で取り組めるわけでもなし、中途半端な知識もないよりましではないか、むしろそういう頑なな態度のせいで、人並みの知識すら身についていない（これは物理絡みのことに限らず）ということに気付いたので慌てて色々手を出し始めた。
宇宙物理学方面で有名な著者が、一般向けに近年の宇宙論の発展について語る、という本。ただ、もともと複数の本からの抜粋であるために、内容が何かと重複し気味、ということ、あと物理の予備知識的な面で、どの位の所を意識してしゃべってるのかということは少し気になった。どうせある程度の物理の知識を仮定するのなら、いっそ数式を交えた方がクリアだと思うのだが。

宇宙を顕微鏡で見る (岩波現代文庫―学術)