はじめて通し読みしたが、こんなに異常な話だったとは（褒め言葉）。原典の言葉遊びをいかに訳してみせるか、という点で訳者の腕が鳴る（あるいは訳者泣かせ）ということもあるのかもしれないが、軽妙かつ駄洒落のオンパレードで読んでいて楽しかった。 あと…

ウルトラハンドからゲームボーイポケットまで、横井軍平作のおもちゃについて開発当時の思い出話を交えて紹介した本。 今更何をか言わんやではあるが、やはり発想が図抜けている。光線銃やラブテスターに見られるような「枯れた技術の水平思考」というのが代…

イラストは良いが、中身はさほどピンと来ない。大島弓子 fan book ピップ・パップ・ギーととなえたら作者: 大島弓子,嶽本野ばら,東浩紀,松田青子,坂本美雨,二ノ宮知子,山口美生,萩尾望都,松岡博治,山田美己子,田中稲,和久井香菜子,白峰彩子,図書の家,小西優…

「蜃気楼」が良い。「河童」は今の世となっては、このあけすけささえが通常営業だからなあ。河童 他二篇 (岩波文庫)作者: 芥川竜之介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/10/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (21件) を見る

（最近の若手では少し珍しく）ノーマル四間飛車と矢倉が得意戦法という著者による、対居飛車穴熊についての解説書。特に先手番の四間飛車について他の本に比べて詳しい解説がなされており、その意味で後手番四間飛車を徹底的に調べつくした「四間飛車激減の…