2011-07-18から1日間の記事一覧

羽生の頭脳2

中身がノーマルな三間飛車、中飛車対急戦と、藤井システム前夜の居飛車穴熊、左美濃という訳で、定跡書としては完全に古典になってしまっているのだが、個人的に目を引くのはむしろ自戦記の文章。 今でこそ羽生2冠のスマートかつドライな将棋に対する考え方…

よいこの君主論

大変馬鹿馬鹿しくて(悪い意味ではない)よいが、それ以上でもそれ以下でもない感じ。 多分、なぜ「クラスを制する」のか、という問がないのが、「よいこの」たる所以。よいこの君主論 (ちくま文庫)作者: 架神恭介,辰巳一世出版社/メーカー: 筑摩書房発売日:…

2011.07.15-18

15日noneqFTゼミがあった。中身は背景が動く場合の粒子生成の話だったが、初期宇宙の簡単なモデルの辺りとか、よく分からず。恐ろしい。16日遅く起きてスタバ行って延々とSchrieffer読む。電子格子相互作用をRPA入れて。冷静になればそう難しくない積分に2時…

大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章

前者は正直後付けしすぎな気もするのだけど、単にそうだと言い切ってしまうにはあまりにも上手すぎる。鏡のくだりといい、シーモアの手紙といい。後者はうって変わって話はあっちゃこっちゃ飛ぶし何とも読みづらいのだが、逆に誰かのことを思い出す、書く、…