至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

先日行ってきた。終盤かつ連休だったのでえらい混みようでしびれた。

しかし、中身は当初の予想を上回るものであった。初っ端のフランス・ハルスの「男の肖像」の印象派との類似性、という指摘であるとか(デカルト肖像画の作者か!ということに後に気づく。しかし複数回絵を見ているにもかかわらず、こういった所に気づくことはまるでなかった)、歴史的な位置づけを与える構成全体など。絵の点数は多くはないのだが、良かった。特に気に入ったのはセザンヌ「庭師ヴァリエ」、ゴッホ「日没を背に種まく人」(どちらもひと目で参ってしまった)。