雪之丞変化

午前10時の映画祭でやっているのを観に日本橋へ。宣伝での画面の美しさに惹かれて、あらすじ程度の予習しかせずほぼ予備知識ゼロのまま行くが、予想よりも大分楽しんで見ることが出来た。

雪之丞と闇太郎との一人二役長谷川一夫(さすがに加齢の影響は隠せず、と言う所はありつつも)の目の迫力や、明暗のコントラストにより空間を狭く感じさせず、絵も単調にならぬようにする技巧、時代劇らしからぬものだがこれはこれで、的な音楽、そして七五調(正確には違うが)な台詞の美しさ、など見どころは多い。粗筋はまあ特に、ではあるが、個人的には(潜在意識的に)仇討ち(それも徒党を組むことなしのもの)に惹かれる点はあるためか、そこそこ面白がって見れた。