Play your days

今年は昨年の異常な縮退ぶりとは打って変わって、それほどライブに出かけてはいなかったのだが、これはどうしても行きたくて、という訳で吉祥寺はROCK JOINT GBまで行く。
途中間違って中央線の特別快速に乗って見事に乗り過ごしたりしたが、何とか時間前に到着(案の定立ち見だったが)。どうでも良いがTさんを(ライブでは)初めて観測した。
中身は2部構成、前半が元々のコンセプトに近い、キドキラ+の演目ということで昨年のプログレ三昧の構成に近いもの(Areaの”L'Elefante Bianco”、Mike Oldfieldの”To France”、Gordon Duncan "Belly dancer"などを中心に)。今回リズム隊がこれまでに比べてクローズアップされたように感じたが、大変格好良い。特にベースが通りよく聞こえ、「樹海」などもこれまでの印象とまた違って良し。MCの独特のゆるさは変わらず。
後半はZABADAKの曲メイン(I am the Walrusなどもあったけれど。意表を突かれる)。相変わらずの鬼の「グスコーブドリの伝記」(一方で非常にらしいような気がしてしまう曲でもあり)などもありつつも、ここでもリズム隊の印象が強く、「風の巨人」などもこんな曲だったのかという、(良い意味での)新鮮な驚きもあり。同じ曲をやりつつも、新しい面がにじみ出るというのは実に面白い(曲の奥行きとプレーヤーの懐の深さ両方なのだろうが)。
そして、encoreが"Wish you were here"というのはもう。去年のプログレ三昧のラストもこれで、その時はChris Squireだったのだが、今年は(も)、とか思ってしまうともう駄目ですね(涙腺的に)。
次回にも是非期待。