永遠のファシズム

20年ほど前の文章でありながら、今読んでもその問題意識は古いものになっていないという気がする。歴史は繰り返す、というべきか。
表題作の「永遠のファシズム」の条件14項が有名なのかもしれないが、個人的には移民問題とプリブケ事件を題材に、空間・時間を超えた介入に関して書かれた「移民、寛容そして堪えがたいもの」が印象深い。

永遠のファシズム

永遠のファシズム