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クリムゾン・キングの宮殿〜風に語りて

超気合の入った歴史本。しかしこれを読むといかにFrippと一緒にやっていくことが大変か、ということを認識させられる。たとえばIslands期のバンドの半壊状態の話も今までは音楽観の違いのせいなのかと思っていたら、今回これを読んでCollinsの作った曲をFrippが無視したせいでCollinsの脱退騒ぎになり、それに残りのメンバーも腹を据えかねたために前述の状態になったというエピソードを初めて知って、うーんといった感じ。後はまあクレジット関連の話とか、ビジネスとしての取り分の話も結構アレな感じ。
まあ汚い話だけでなく、本来の歴史書としての情報量も多くて個人的には大変面白い。30年以上のこのバンドの歴史が一貫して、原点となる69年の成功とそこからの脱却、さらなる進化をめぐるものであったことを改めて実感。

クリムゾン・キングの宮殿―風に語りて

クリムゾン・キングの宮殿―風に語りて