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ちいさな王子

読むのは小学生の時以来。当時は正直殆ど分からなかったが、今回読んでやはり年を食ってから読むものという認識を強くした。「呑んべえ」の件とか正直小さいうちに読んでも全く分からんだろう。
後思ったのは、ここで(王子の態度を始め)描かれる他者への態度は、全体的に自己の注入的な面が強い(バラの件とか特にそうだし、後最初の羊の件だって、なぜ「箱の絵」が最も好ましく取られたのかも、単純な「子供の無垢な想像力礼賛」みたいに書かれているが、安易に過ぎると思う)ような気がしたので、結構頭を冷やしてみる必要があるかという印象を受けた。後はまあ、「責任」の件ですよね。この辺りはさらっとなのは注意が必要という感じ。
これが出版されたのが、新訳ラッシュの時期だったらしく、そのあたりの話とかも含めていろいろ語られたものがあったので以下にリンクを貼る。
http://langue-fr.c.u-tokyo.ac.jp/07taidan/entretien.html
こちらも内容には踏み込まないが、ど定番がある中で新たに訳することの苦労みたいなものが見えて興味深い。