不思議の国のアリス

はじめて通し読みしたが、こんなに異常な話だったとは(褒め言葉)。原典の言葉遊びをいかに訳してみせるか、という点で訳者の腕が鳴る(あるいは訳者泣かせ)ということもあるのかもしれないが、軽妙かつ駄洒落のオンパレードで読んでいて楽しかった。
あとは佐々木マキの絵の素晴らしさか。小学生の頃に読んでいた「おおきなポケット」の「たわごと師たち」とかが懐かしい。