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新・数学の学び方

30年弱前に発行された旧版に、あらたに5人を加えて「数学を真剣に学びたいと考えている18歳」向けに、どのように学んでいくべきか的なところを紹介した本。書いている人が、旧版の方だとそれこそ非数学徒でも知っているような定番とされる教科書の著者だらけだったり、新規追加された人たちも、全くの門外漢でも名前は聞いたことがある、的な人々ばかりで超豪華。
中身としても単純な「心構え」的な話だけではなく(特に追加された人たちに顕著だが)どのように「分かる」のレベルを段階を踏んで上げていくのか、そのためにはどうするか(手段としては王道的な、まずは暗記する、手を動かす、内容の再構成や、例の作成、お題の拡張などが挙げられる)などの話について噛み砕いて説明されており、高校生〜教養課程ぐらいで読めればかなり刺激的なのでないだろうか。
具体例として取り上げられる話はやけに微積分から解析方面に偏りがあるような気がしたが、これはやっぱり高校生向けに大学との接続とかを考えるとやむを得ず、ということか。
特にこの中から仮に高校生ぐらいの人が読むのに勧められるものを(新旧一人ずつ)選ぶなら、小林先生と服部先生だろうか(深谷先生と河東先生のも捨て難いが)。

新・数学の学び方

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