-2014.01.05

11月以降(自分のせいで)馬鹿に立て込んだせいで、こちらもあまり更新できなかったが、やはり文字に起こしておかないと色々忘れるので今年はもう少し更新の頻度を増やしたい。
特に最近は横着して、もともと乏しかった記事の密度、が輪をかけて損なわれているのが大きな問題なので、もう少し自身の実体験から得られた(あわよくば有益な)情報の割合を増やすというか、自分の脳を使って文章を書く必要を感じる。これは昨年の自分の(他の所で自分が見たことのない)「発見」的なものがあったか考えた時に、「『邪悪な五線譜』は最下段に陣取って左右だけで避けると楽ちん」と気づいたことぐらいしか直ちに思いつかなかったことに危機感を覚えたことが大きい。
実際、ある程度意識的に経験から(有益かどうかはさておき)情報を抽出するという作業をしていないと、漫然とした作業の繰り返しになってどんどんボケが近づいてくるような気がしている。とはいえ、具体的に取るべき手段は直ちには見えないが。

ともあれ、年末年始にあったこと。

・忘年会
 例によって二次会でプエルトリコをみっちりやる。今回はじめて場として我が家を使用してみたが、如何せん5人で夜通しボードゲームをやるには狭すぎた。エコノミークラス症候群的なものになっていたら申し訳ない。
 ゲームとしては、先日の名古屋旅行からフルセットのゲームを何回か経験出来て、漸くルールなどが把握できてきた、と云うところ。拡張は無しでやったのだが、戦略として建築志向が方針が分かりやすく勝ちやすい、というのが現段階でのイメージか。最序盤で開拓ないしは建築小屋の取得から採石場をしっかり確保すると後半が楽になる感触を持った。後はいずれのゲームでもコーヒーやタバコといった比較的高価な作物を育てることになったのだが、市場が機能しているうちは良かったものの最終的に工場持ちに資金面で負けてガス欠気味に成る展開になってしまった(商館を買わされたり、生産が即自身の利益になるプレイヤーが多数派になる展開になってしまった)ので、その辺りはもう少し上手くやりようがあった気はする。多種類生産をもっと狙うべきだったか。
 兎も角、前回より(自分としては)ルールも分かってきて漸くゲームの中身を考えられるようになってきたので大変楽しかった。また機を見てやりたい。

・映画
 後述。

・帰省
大して時間を要さないので何の感慨もないが。自分の部屋が綺麗に片付けられているのを見てはじめて、(もう自分の生活と連続的につながった帰るべき場所はここにはないのだ、という意味で)家を出た感を覚えるなど。弟のやっていたゼルダが面白そうだった。

・新世紀“プログレッシヴ・ロック”の波
新年早々4日連続でプログレが聞けるという大変めでたい企画。NHKFMは素晴らしい。痛恨なことに前回三昧を聞きそびれたこともあって、大変楽しんだ。特筆すべきは最終日(今日)のYuka & Chronoshipか。恥ずかしながら初めて聞いたのだが、超王道の感じでかなり好み。今後も注目したい(3月チッタに来るらしいが残念ながらその時期行ける気がしないが)。後、2日目のゲストの Morgaua Quartetも出るコンサートを2月に予約したので、こちらも楽しみ。

・本
後述。「ある島の可能性」のために再読した「素粒子」が素晴らしかった。シニカルな語り口といい、筋の豪腕さといい初読の時は全然その魅力に気付けていなかったのが我ながらショック。「これまで」の問題意識の上に載せられたこの力強さは、「何も終わらない、何も」という言葉はこれのためにあるのではと思わされるものだった。

・将棋
ふと思い立って、年明けから1日1局ペースで始めた。こちらは例によっての無策四間飛車なのだが、意外なことに相手の戦法が右四間飛車2局、ミレニアム1局、引き角模様1局、など懐かしさあふれる戦型ばかり。まあ四間飛車自体めっきり減ったわけだから、今の世で対策真剣にやってる人のほうが珍しいというのは分かるのだが。