-2013.04,29

研修も(ほぼ)終わり、配属から一週間が経過した。
配属先は自分のこれまでの専門にかなり近い分野を扱う所になるだろう、という自分の予想とは異なり、対象こそ多少物理物理したものとはいえ大分異なる所に行くことになった。
まあ新しいことを勉強するのは嫌いでないのでその点に関しては構わないのだが、周囲の先輩の話とかを聞くと、自分の予想よりも短期間で成果を求められるようなのでその点については少々胃が痛い。規模の大きい計算の経験とかがないのもネック。
後はどこに行ってもやはり価値を作れるようになる必要がある、ということに今更ながら気づくなど。その点に関してはぱっと見は成果主義、というか比較的寛容な雰囲気もありそうだが、ともあれ早く何がしかの「専門家」になる必要がある。

ここまでは比較的当たり障りの無い話で、実際は既に政治力学の具になりかけたり、飲み会で冷や汗をかいたり(で済んでいないのかもしれないが)で順調に精神的なゲージは削られている。
周囲の人が感じが好かったり面倒見がよかったりする(特に若手の人は悉くそう)のも、何も未だ貢献がないという申し訳なさに拍車をかける所となっており、大学院入学の頃を想起させる胃の痛さとなっている。
まあ「できることをやるしかない」という院の教訓を活かすべく、差し当たってのGW明けの発表準備を連休中はする予定。