2011.08.01-05

1日

物性若手夏の学校、ということで富士山へ。まあ初日はもっぱら同室の人との顔合わせなど。後、昨年大学院の説明会で悉く顔を合わせた人と再会など。

2日

講義は結局O形先生の強相関超伝導の講義へ。初日はBCSの復習でまあ特になし。

午後はGS。しかし、他の人があっさり目のレジュメと説明だったため、自分だけ無駄に枚数の多いレジュメとやたら時間を喰う説明で少々恥ずかしい。質問もそれ程出ず、受けもいまいちだったか。チューターの方からは後で「教科書通りに上手くいき過ぎている」とのコメントを頂く。確かに(夏の学校までに絵まで書けるように)簡略化し過ぎている嫌いはあるので、もっと色々ちゃんと詰めた上で先に進む必要がある。その他にもチューターの方には色々質問してもらったり、メゾについて教えていただくなど。

夜は物性研理論クラスタの人と話すなど。

3日

この辺から朝の講義が辛くなってくる。

午後はポスターセッション一日目。えらい人ごみで、ある程度は聞けたものの当初の予定ほどは回れず。結局(ここでも以前コメントもらった)ポスター隣の方の発表はしっかりは聞けず終了後にわずかに喋る程度に留まる。

その後は分科会。非常にレベルが高くて、面白いと同時に来年こんな発表ができる自信が全くなくて恐ろしくなった。統計力学のセクションと、冷却原子や分数量子ホール効果の発表あたりが特に良かったと思う。正直言って招待講演よりもよく準備されていて中身が濃かったので、次回からは一般と招待の時間差を縮めて欲しいぐらい。

夜は東工大の元学生強豪と喋るなど。意外に気さくな方だった(失礼)。

4日

朝は講義最終日。眠い。

午後はポスターセッション。同期と系が被ってることもあり、誰も来てくれないのではないのかとビクビクしていたが、意外に聞いてもらえたのは良かった。
冷却原子が専門の切れ者の方達にポスター聞いてもらえてコメントもらえたのは凄く嬉しかったが、同時に至らなさも痛感した感じ。後は発表内容がGSと同じネタだったのだが、GS同じ組だった人が聞きに来てくれて最初は喜んでいたが、冷静になってみるとGSでの説明が至らなかったということと気づき反省。後は人がちょっとはけた時に、まさかのO形先生が聞きに来てくれて、1体1で説明する、という得難い事態に。ありがたい限りだが、さすがに冷や汗ものであった。
自分と同じ番号の方にぜひ聞きたいポスターが大量にあって、そこを聞く暇がなかったのがかなり残念。システムの改善が望まれる。

そのあとはサブゼミで大変興味深い量子渦の話であったが、ずっとしゃべりどおしでグロッキーだったのと、人多すぎでスライドが見えないので辟易。

5日

特になし。帰宅するのみ。

まあ毎日飲み会があるとかの大変アグレッシブな様子とか、ネット上の感想がみんな一様に「楽しかった」の割にM2以上の参加率が悪い、ということで当初は大いに心配していたが、思いの外楽しかった。どうせ高々5日間しか醜態晒さないのだから、もう少し強気に絡みに出ても良かった気もするが。来年は未定だが、なんか同室の人とか同期とかにスタッフが複数人いる様子のため、元気があればまた行ってしまうかも。

明日からは今度は研究室の遠足。富士山から帰ってきて次は箱根という、何とも筋が悪い感じではあるが、ともかく行ってくる。