切羽詰まりすぎてまた空けすぎてしまった。手短に。
18日、19日
よく覚えてない。おそらくはGoldenfeldの予習とかLeggettレポの書き出しとか。
20日
午前中は素粒子論切っていやいやLeggettレポ書く。中身がゴミなのが確定的に明らかなので、送るのが嫌で嫌でたまらない。
午後はGoldenfeldゼミ。担当は前半が同期で後半は自分。しかし自分の発表は例によって質問にも答えられなかったし、Dの先輩の指摘に立ち向かって、それが間違いと発覚するとか、散々どころの話ではなかった。中身としてはクロスオーバーとその原因(残留外場、対称性を破る項の寄与、不純物)。
21日
ひたすらLeggettレポと夏の学校のアブスト作成。どちらも申し訳ないほどに中身がないのだが、段々そんな文章を書くという行為に絶えられなくなってきて、題名とかで格好いい言葉とかを挟んで形だけを取り繕うという感じになってくるのが末期と言わざるを得ない。
5限の物質科学は切って光セミナーへ。ただでさえ時間がないのだが、冷却原子気体での強相関極限の話、ということで聞きに行かないわけには行かない。実際の中身はもっぱら去年実験に成功したらしい、ユニタリ極限での熱力学関数の測定の話だったが、実験もさることながら、数値計算理論のやくざさ(自分で使ってる手法の物理も分からなかったら末期だと思うのだが)が際立ってちょっとこの分野に対して引き気味。
22日
レポとかで厳しいから今週は流そう、という同期からの提案で午前中の永長本ゼミは流れたので、ひたすらLeggettのレポとアブストの手直しをやる。
夕方からは先生に今やってる話の現状を伝えて色々相談など。
1時間ほど割いてもらったが、今までずっと、自分がやろうとしてることの重要性がいまいち分からず(これまでにある手法とか概念を別の系にちょっと付け替えてみただけでないのか、という気がしていたので)不安でたまらなかったが、大分クリアになって少なくとも自分でこれを考える理由、みたいなものは完全にはっきりして、各段階で付けた条件とかも理由がしっかり考えたいものとつながった感じ。もちろんそれと実際に問題を解くことは大違いだし前途多難だけれど、とりあえず気分は非常にすっきりした。
上述の理由で5限の非平衡科学は切り。
夜は分子モーターの研究会でこちらに来ていた高校の同期(キャンパスが違うので最近は滅多に会わない)とご飯食べたり。当日にも関わらず誘ったら他の同期もはるばる駒場から来てくれたりで、まあ色々話せて良かった。
名人戦は最終局らしい力のこもった将棋で、森内九段が名人復位。しかしシリーズの後半はいかにもこのカードらしい将棋が見れて非常に面白かった。
深夜にアブスト提出。後1ヶ月でどこまで進められるかが勝負。
23日
ひたすらLeggettレポを書く。3限の物性物理3の間もずっとで、漸く終わる。
開放感ありすぎたので勢いに任せて映画館に遅ればせながら「ブラック・スワン」見に行く。結構評判良いようで楽しみにしていたのだけれど、うーん、もう少し地味というか、ちくちく来る感じじゃないと嫌かなあ、という感じ。すぐ血とかの方に行くのはちょっと。
24日
前日の夜が暑くてあまり眠れず、午前中はLeggettのレポを出した以外はほぼ無為に過ごす。
午後は歓迎会の準備が主だったが、自分の無能さと、来るべき失敗への恐怖、見たいのに押しつぶされ気味であまり勉強せず。noneqFTを少々。
夜は歓迎会。いくつかきついミスもあったが、辛うじて継ぎ接ぎ程度には留めたか、という感じ。周りの人から見たらどうかは知らないが。色々教えてくれたり、買出し手伝ってくれた人たちには感謝。
結局日をまたぐ頃に帰って何もせず。
25日
遅く起きてだらだらGoldenfeld読んだぐらいか。
棋聖戦は千日手+200手越えのすごい戦いだったが、羽生二冠の勝ち。途中形勢が入れ替わっている気がしたが、最後は穴熊らしいパターンに持って行って上手く決めた感じか。
しかし藤井先生の角交換振り飛車穴熊がまさか採用されるとは思わなんだ。
自分でも意外だが、その割に漫画は読んでいた。
こちらはそろそろ転換期、といった感じか。よく言えば話の荒唐無稽さ(正確には破綻というべきか)がなくなってきたし、悪くいえば大体まとまってしまった感じ。
気に入ったのは8巻だと「黄昏は逢魔の時間」、「裏庭の柵をこえて」9巻は特になし、か。
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