素粒子
一週間前ぐらい前に精神的に駄目で、気が晴れるような面白い本が読みたい、とか言ったら友人に薦められた本。
しかしというか、延々と2人の男の悲惨な人生が語られるという、むしろ読んでるこちらの方が落ち込むような話が続いて、落とし所なくこのまま終わるのか、とか思ってたらまあ最後にはちょっとびっくり、みたいのはあった。なるほど、という感じ。しかしこれをやるのにこんなだらだら書く必要あったのか、という気はする。後は途中でちくちく出てくる物理ネタが気に障らなければ。
- 作者: ミシェルウエルベック,Michel Houellebecq,野崎歓
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 187回
- この商品を含むブログ (97件) を見る