2011.01.30-02.06

ここ数日はかなり立て込んでいて完全に放置してしまった。

とりあえず金曜まではずっと
午前中は授業ないので喫茶店行って「強相関物質の基礎」写経する→午後は特別実験で実験やってるかレポ書いてるか、みたいな感じで作業感が強く、かなり精神的にはしんどかった。まあ日をまたいでないのでとてもきついとかは言えないが。

で、木曜の夜にやっとこさ第0稿ができて、金曜に院生の方に教えてもらった修正箇所直して提出完了。実験としては、時間の都合で当初の大目標のサブケルビン領域までの冷却が出来ず残念ではあるし、何よりレポート書く段階という土壇場で露呈した自分の理解の甘さには少なからず落胆させられたがまあひとまず終了ということ。

提出するときはひやひやものであったが、先生は超さらっとしかみなくて拍子抜けだった。むしろ、その後に聞かせてもらった今後院に行くに当たって大事なこと(いろんな研究の切り貼りみたいなことをやっても仕方なくて本当に重要な問題がなにか考えよ、とかかなり耳が痛いし、一番最初に取り組んだ問題はかなり後々まで影響を及ぼす、とか)、みたいのはかなり身にしみる感じであった。

まあ全部終了した後は机とか色々片付けて完全にお終い、みたいな感じになったわけだが半年とはいえ、相当好き勝手やらせてもらったのももう終わりなのかとか思うと、それなりに感慨はあるものだった。まあそれにしては自力でやったことが皆無すぎるが。

完全に蛇足であるが、実験の合間にあった化学物理学の試験は教科書を読んだ範囲がそもそも全く足りていないことが試験時に発覚したぐらいの悲惨さでまあ全然駄目。最初の大問に毛が生えたくらいしか出来てない。

土日はひたすらZwiebach読んで場の量子論2のレポート書く。
結局弦の熱力学とブラックホール、みたいな章のまとめを書くことにしたのだが、章の大半は状態数数えるだけでただ計算するだけ、そのくせ後半のブラックホールエントロピー扱うところは実は難しい話だから、みたいな感じでかなりアバウト(強結合側の話が気になるところ)、超弦理論の話が出てくるところは飛ばし読みしてる人間には無論分からない、といった感じでかなり不完全燃焼気味。どうでも良いがハゲドン温度、という字面のインパクトは異常。

上のが予想外に時間喰ったが、夜は先端物理数学のレポ。4問出来れば御の字で今のところ3問。
後一つは明日気が向いたら。

ここしばらくは自分の物理の分かって無さがかなり堪えて、連日見る夢とかも最悪な感じだったが、下手すると既に振り返る、とかもう一度足固めを、みたいなことすら許されない状態になっているのかもしれない。後は善悪は別に、先に進む中で折り合いをつけるしか無い、みたいな。


A級は全体的には最終日に持ち越し、な感じ。しかし確率とは別だが一時期より藤井先生残留の目は上がったのでは?
棋王戦は久保棋王勝ち。正直訳のわからない戦いだったが、終始玉が安定している先手ペースだったということか。