2010.12.30-2011.01.03

30日

朝から家庭教師に。証明問題をひたすらやるのだが、答えの書き方の作法、みたいなものを教えるのが、自分では既に割と自然になってしまっているものなので意外に難しい。

その後は行き先の喫茶店で「固体の電子論」読みながら時間潰す。2章のMott絶縁体まで。しかし、この程度の扱いでは全然駄目な気がするのでいずれよりちゃんとやらなければいけない。

夜は渋谷に移動して高校の同期との忘年会。今回は個人的には高校卒業以来の人とかもいて、かなり盛況だった印象。
ひとしきり近況とかをしゃべくったり聞いたりしたわけだが、自分のやってることみたいのの説明にかなり苦慮した、というか全然うまく出来なかった。理系の人も半分以上いるのに、この体たらくではこの先が思いやられる。いかに日頃相手が物理な人のために楽をしてるか痛感。
ということで、物理やってない人に(ある程度)ちゃんとやってることの雰囲気を伝えられるようになるのが今後の目標。

その後は2次会で某氏が持ってきたドミニオンを夜通し延々とやる。前回初めてやった時よりはルールを思い出すのが早かったせいか、幾分か頭使いながら出来た気がするが、途中カードセットを変えてゲームバランスが変わった途端に対応できなくなる程度の木偶であった。とりあえず、4人で二人がかりで魔女乱打されると、文字通り止まらなくなるのだが、そこを軽視しすぎたのが良くなかった。もっとどん引きされるぐらい守りに徹しても良かったかもしれぬ。しかし大変楽しかった。

31日

朝に帰宅した後は再び出かけて将棋世界購入とか。その後は祖母宅へ行って年越し。

1日

特筆することはない。寝正月であった。

昼間にお好み将棋対局見る。
後半しか見れず、甲斐2冠の二枚落ちだけ見たのだが、下手の作戦(棒銀に行くと見せて銀冠を構築)は一見無策に見えて実はかなり上手いのではないかと思った。銀を繰り出して端から攻めたりせず、飛車を7段目ないし5段目(これは指摘されるまで全く見えなかったが)から6筋に転換すればかなりの作戦勝ちだったのでは。上手は相手を甘く見たのか、右の金銀を早く決めすぎたのが良くなかったと思う。

夜は部分的に大逆転将棋2011見る。
ほとんどお粗末であったが、山崎バニラ対上田女流2段戦は最後は▲1八銀打ったらどうなるのか、とか言ってたら本当に実現してびっくり。しかしそのまま取って終了してしまったのは残念。見抜いて欲しかったところではある。とはいえ初めて特別ルールを一段高いところで生かした将棋となったわけでこれはかなり面白かったと思う。どうせ変則ルールでやるのなら、このようなルール特有の戦いが毎度見たいものだ。
一番いいところだったという噂の森田羽生戦を見逃したのが悔やまれる。まあ祖母宅に「固体の電子論」忘れて自転車で取りに帰ったりしてたのが全ての間違いなのだが。元旦からこれでは今年本厄だしどうなることか恐ろしい。

2日

だらだら起きて昼過ぎからスタバ行って勉強。非平衡Green関数のレビュー読んでるのだが、全然雰囲気がつかめないためまるで進まず。例が簡単すぎるために、フォーマリズムは妙に簡単になってどの程度現実的なのか分からんし、そのくせ実際の物理に近いところは後の方までやらないせいでちっとも気持ちがわからない。まるで例の役目を果たしていない。
まあ経路積分をやらずに読んでるのがそもそもの間違いの気はするが。来年はNegere-Orlandか永長本読む。

3日

昨日の反省を活かして朝からスタバ行って続き。時間能率は悪かったが8時間ぐらいやったので昨日よりはましか。