2010.11.26

26日

2限 化学物理学

Peskin読んでた。5章の最初のみ。素粒子原子核のレポとかで何度も出てきたお話が、自分で読んでる本に出てくるというのはこの程度のことでも感慨深い。しかし何かcross section求める方法があまりにもシステマチックすぎて、別段何も自分で考えてないのに求まってしまった・・・、みたいな感じでちょっと気持ち悪い。

3限 先端物理数学

開始ぎりぎりに行ったらO栗先生本人がいてびっくり。授業はCaltechが休みなので、読み切りで行列模型について。K合先生の仕事とかが出るのか、と思いきや、名前しか出ず。
やってることは分配関数計算して自由エネルギーの変分取って、ということのはずだが、幾何っぽい話がさっぱりで結局't Hooftの偉業は理解できず終いだった。
それにしてもO栗先生があれだけにこやかかつ軽やかに物理について話すのは、やはりすごいと思わざるをえない。自分が何かしらわかってることについて喋るとして、あのように話せるとはちょっと思えない。

終了後は図書館行って2限の続きとか昼寝とか。

夜は家庭教師。立体の続きだったので、正多面体の双対性の話(まあ絵を書かせた程度だが)をふるなど。先週できなかった切断があっさり出来るようになってる所など、成長著しくて嬉しい。

竜王戦は羽生名人勝ちで2-2のタイ。これだけハイレベルな戦いでも、今シリーズのように終盤の大逆転が幾度も起こる、というのはやや意外ではある。流れは名人、が通説みたいだが2局目以降は竜王が全て内容で押してると思うのでやはり容易ではないのでは。名人は後手番の作戦が悩ましそうだし。