2010.10.09-11

9日

朝から雨が降る中、既に今日行くしか選択肢が無いということで明倫館へ本買いに行く。とりあえず目的であるところの教科書(Zwiebach)と、図書館で一度借りて読んだきりで、手元に欲しかった阿部龍蔵「統計力学」を入手。どちらも6割程度でここにすればこんなものか。

神保町で以前から行ってみたいと思ってたとんかつ屋があったのだが、地図を準備し忘れて詰んだので、その後は諦めて喫茶店に移動。来週の家庭教師の授業の準備をしたりFetter読むなど。授業をやるために教科書を読んで話すこととか質問とか考えるというのは、ゼミとかでは普通にやることなのだが意外に新鮮な感じ。

10日

朝は図書館で気持ちFetter読んだ後、新国立劇場行って「フィガロの結婚」見る。券が手に入ったということでなかなか無いチャンスと思い行ったのだが、まあ感想は、曲は良いのにどうして支離滅裂な話をつけなければいけないのか、というところに尽きるだろうか。前半2幕ぐらいまでは歌も良くて非常に楽しめたのだけれど、後半は割に話がしっちゃかめっちゃかで、(大筋を多少予習していったにも関わらず)実際にその場で見ると、かなり置いてきぼりな感じだった。以前映画で見た「魔笛」もぶっ飛んだ話で途中から見るのが辛いぐらいだったし、オペラは当分無理かもしれん。


11日

数日前から異常な音を出すようになってたシェーバ買い換えたりして午前中は潰れる。
午後は大学へ。裏でやってたコンピュータVS人間の会場へは行かず、図書館でFetter読む。Green関数とかWickの定理を抜けて9章途中まで。初回とは大分理解の度合いが違うと感じるが、どちらかというと初回いかに読めてなかったがわかって愕然、といったほうが強い。それにしても休日の総合図書館は人が少なくて味が良い。

途中で偶然将棋部の同期に会うなど。院試の結果について向こうが知ってて不思議に思うが何のことはなく、ここが見られていたというだけのことだった。汗顔ものである。


帰宅途中、実はゼミが今日あったという連絡が来てかなり絶望。

これまでのあらすじ
ゼミが立ち上がる(この時点では予定合う人ごとに分けた)→やっぱり進度等で既読者、未読者わけよう→実際に集まってみたけどみんな曰く実験とか他のゼミとかで忙しい気がしてきたし、やっぱりなしということで(これが金曜)→仕方ないので連絡を取りうる人に未読者の方の予定を聞くと、分かれてから集まってないとかで良く解らんとのこと→今日実はあったらしい、という連絡が夕方来る(今ここ)

ここまでくると、やはり大人しく一人で本でも呼んでろという天からのお達しと受け取らざるをえないだろうか。


本当はコンピュータVS人間についてもちょっとだけ書くつもりだったが、面倒になってきたので無し。とりあえず誰もがやりたがらない役回りを受けた清水女流王将にはお疲れさまでしたというほかない。後は自戒を込めて言えば、注目を集めようとするならもう少し将棋以外の所とか色々気を使ったほうがいいですよ、と連盟には言いたい。