2010.09.08-09

8日

朝から大雨の中大学へ。とりあえずやりたいことに関連しそうな論文を図書館で刷るなど。

午後は理論演習一緒の人たちと今後の確認で集まる。とりあえずブランクがあるので、軽く今後の方針確認して終了。後は試験できた人は黒板での説明はそもそも無いということを知ったり、他の人はプログラミングの勉強してて、自分だけ木偶なのをいいことにさぼってたことをやんわりと突っ込まれて冷や汗かくなど。次回はまた来週。試験の結果が半分とはいえ、出ているのが自分一人なので、結果如何でうっかりブッチしてしまいそうだ。まあこちらの思考パターンを読みきってか、これについても釘を刺されたのだが。

9日

朝からスタバ行って、理論演習のネタについて再考。クリームブリュレフラペチーノが糖尿病まっしぐらみたいな味で好ましい。既存の話(以前思いついたら、既にやられていた)の方向にこだわり過ぎて、妙な方向に行ってたかもしれぬ。修正の方向(仮定とかが多いので、まだまだ完成度は低いが)を考えつく。しかし、院試の結果がいつまでたっても出ないせいで気まずすぎて、研究室とかにやってることの妥当性とかの確認に行けないのが痛い。もっとも今となっては机上の空論なので問題ないが、理学系、物工共に第1志望に受かったときどうするかも、実は決めかねているところがあるので、その意味でもやや気まずい。まあ筆記の出来から行って、考える必要はなくなったので構わないが。

午後はPeskin続き読む。3章途中まで。計算に慣れないせいで計算ノートがγ行列で埋め尽くされた。話の筋としては、Lorentz不変な方程式が欲しいけど、まずはLorentz群の表現を求めるよ→角運動量の拡張でgeneratorを定めて表現一つ得られたよ→スピン1/2に対応するLorentz群のgeneratorがγ行列から作れて(ここは3次元空間での回転とPauli行列の関係の拡張になってることがスピン1/2の根拠という認識でいいのか?)、それにしたがって変換する場がスピノルだよ→Lorentz不変なLagrangianを書いてDirac eq が出たよ、みたいなんでいいのか?間違ってたら教えてもらえると喜びます。後、本の筋だとDirac eqを出す所にジャンプがあるように思えたが、本がどこまで前提としてるのかがよく分からないので謎。

夕方からは王座戦第1局の大盤解説会に高校の同期と行く。しっかり開場時刻に行ったはずなのに、席は殆ど埋め尽くされており、藤井先生の人気を改めて実感した。肝心の将棋の中身は、解説開始の時点で既に差が付いていたこともあり、解説者が渡辺竜王の割にはそれほど盛り上がらず。しかし、最初は大差に見えた将棋だったが、それを分かりやすく勝つことの大変さがこの一局を通じて強く感じられた。というわけで結果は羽生名人勝ち。次局は矢倉が見れるかどうか、というのが最大の注目すべき点だろうか。終了後は中華食べて帰宅。久しぶりに辛いものを食べて満足。

本日の一言「熱い。もう一番!」