2010.08.29-30

もう当日の朝だが一応。
今日は工学部の試験一日目。TOEFLと工学部共通科目の数学。まあ英語はそれほど出来が変動しないし、数学が慌てず落ち着いて解ければ良い。とか言いながら内心びくびくだけど。


帰ってきた。
今日は理学系の一次試験の発表だったが、結果から書くと、第1、第2サブコースともひとまず面接は受けられることになった。まあ現実問題としては、第1志望に入る目とかは天地がひっくり返ってもないであろうことは明らかなので、第4希望までに滑りこませてやるのか、それとも志望外で手を打つのか、という辺りの(先生側の)値踏みといったところになりそう。無論これは希望的観測で、にべもなく不合格もごく自然に予想される。実際あんなゴミのような答案書いてる人間が、希望として出した四先生の所に万が一行けるのならその度量の広さに感動ものであるが。

しかしこの結果を確認する顛末も何ともひどいもので、
試験最初の英語が別段何もなく終了→物工の図書館が受験生は使えない仕様だったので悪態つきながら理学部図書館へ向かう(この時点では落ちててやる気をそがれるのを防ぐために発表は終了後見に行く予定)→掲示板の前に人が屯してるので裏口から図書館行ってしばし勉強(この時も物性理論クラスタをやたら目にした上に目をそらされたりして落ちてることを確信)→竜王戦の中継見に計算機室へ→何とはなしに某学科長のTweet確認すると、筆記の結果が出たとか書いてあるが、「またこの間みたいに掲示板の人だかりの写真とかでしょ…」とか言って何も考えずにリンク開く→リアルで見る前に結果とご対面、みたいな感じ。直接確認は怖くてできなかったけど、やっぱり気になって気になって仕方なくてWeb上からちらっとのぞき見してしまった残念な人っぷりがたまらない。こんな結果通告の形で第2すら引っかかってなかったらどうなっていたのか恐ろしい。

ともあれ(予定しない形での)確認も済み、午後は共通の数学。何か過去問と違って全体的に計算の手間が多かった気がする。150分ほぼずっと計算する羽目になるとは予想外であった。自分は微分方程式線形代数複素関数と前から順に3問解く芸のない選択。悪態つきながら計算して大体できたはずだが、唯一出来なかったのが多項式の有理関数の不定積分、というのが何とも。
明日が正念場の共通物理と専門の物理。今日は実際の出来とは別に、全体的に落ち付いてできた気がするので、明日もそんな感じでいければ良い。

竜王戦は羽生名人勝ちで挑戦者に。今年度に入ってから内容といい、星といい、正しく鬼神のような強さである。2年前はどちらかというと永世7冠への執念が強運や流れを引き寄せていた感があったが、今回はごく自然に指して自然に勝っているところが恐ろしい。以前も書いたが10年ぐらい前の何をやっても結局勝つ頃を想起させる。