2010.07.14

14日

朝10時に大学の計算機室から更新、という暴挙。
竜王戦藤井先生3手目▲6八飛!熱すぎる。

2限 プラズマ物理学
最終回ということで、色々なお話。レポート課題は噂通り授業一回分のノートを再構成、だった。まあ自分でとったノートのコピーを付けさせるのは微妙だと思うが、講義ノートを作らせるのは、手間とか難易度とかそういうのと関係なく良い課題だと思う。M島先生は大学院の頃すべての授業について自分で再構成のノート作ったと言ってそれを薦めていたが、あのスマートな授業の土台の一部を垣間見た気分。

午後 理論演習
延長試合で、今日が最終回。今後やる問題設定をはっきりましょう、ということで、自分は数日前に思いついた試みが思いのほか面白そうに思えた(自画自賛)のでそれについて軽くしゃべって終了、の予定だったが、一人はパワポで資料作ったりプログラムに手を加えたりで着々と進んでる様子、もう一人は先日出た問題で、危うく自明な問題に帰着して詰みかけた所(自分が別の問題を考える羽目になったのはこれのせい)で迂回路を見つけて第一段階クリア、みたいな感じで大いに意味のある発表をしていたが、自分の段はてんで駄目だった。先生達も他の人達に突っ込む時と明らかに違うというか、妙に口調とかが優しくて逆に泣ける。しかも途中からこちらの提示した問題とかよりも、先生達がそこから考えた問題の話に飛んで完全スルーだったし。死にたい。

ともあれ今日で一旦終了。次は9月にこの後調べた事の発表会とのこと。院試でお亡くなりになってたらどんな顔して出ればいいだろうか。

不貞腐れて帰宅後は王位戦竜王戦の中継をダブルで見る予定だったが、実際に見てみると竜王戦は観戦開始後10分とかで驚異の中投げ、王位戦は広瀬穴熊が例によって炸裂で、形成は大差、みたいな感じであまり楽しめず。しかもその後ぐだぐだしながら考えてたら今日の発表中突っ込まれて割とクリティカルに思えた質問が、実際にはこちらの問題設定が不適切だったせいで生じた問題で回避できる可能性が普通に高い程度の問題だったことが分かった。

何か理論演習通して感じてたことだが、自分は他の人に比べて明らかに思考の能力、特に瞬発力が低すぎて、そのせいでリアルタイムでの議論とかが十分有意義にできないのが痛すぎる。おそらく原因として考えられるのは、小学校からずっと講義というものを軽んじててなめた態度を取ってきたせいで、初めて聞く話をその場で集中して理解するという能力が欠落している、というもの。手遅れ感しか無いが、今後どうにかして身につくものだろうか。