2010.06.20-21

20日

52日ぶりに髪切る。意外に忙しくてなかなか行く暇がなかった。

その後はたらたら図書館で量子力学読んで、1巻(読むのは)終了。初めて読んだときは、7章始め(主に自分の側の問題で)すっきりしない印象があったが、今読むとまあまあいい本な気がしてきた。せっせと手を動かす系の練習にはなる。ただ、よくある授業とかと一緒で波動関数から入るからといって、1冊目とかに読まなくてもいいのでは。個人的には、もし一から学ぶなら清水明「量子論の基礎」から(これは飛ばしてもいいかもしれんが)J・J・サクライ「現代の量子力学」へ入るのを薦める気がする。

量子力学1 (KS物理専門書)

量子力学1 (KS物理専門書)

最強戦は久保二冠勝ち。途中までは得意の受けつぶしが決まったように見えたのだが、やはり時間が無いと受けに回って勝つのは大変なのか。こういう切れ気味の攻めがつながってしまう将棋を見る度、第二部のワムウとの対戦で、ジョセフが落馬して、ピンチの時に小石をペチペチ投げてワムウに当てて無駄な抵抗をして、油断させたところに鉄球がクリーンヒット、という場面を思い出す。

21日

2限 場の量子論?
Dirac場の量子化が始まった。しかしスピンゼーベック効果の記事読んだりで真面目に聞かず。最近授業には存在するものの、真面目に話聞いている授業が何一つ無い。まあ今までの経験上、同時に真面目にできることは自分の能力では2つまでなので、今のところ理論演習と院試への復習に労力を割かざるをえない。

3限 素粒子原子核物理1
上と同様。途中滅茶苦茶ぐっすり寝入ってしまって、起きたとき恥ずかしかった。

終了後は理論演習のメンバーと遭遇したので、今後について話すなど。後2回しか授業がないという新情報に愕然。そんなこともいざ知らず、新しい思いつきとか話してたので、えらくたしなめられた。何はともあれ、論文書くにはテーマを決めるところまで進めて、時間延長を認めてもらうしか無いわけだが、面白くて(キャッチーならなお良いかも)かつ、手が出そうなテーマ、というのは実に難しい。間に合うのか。

夜は家庭教師へ。クラス分けの結果が芳しくなかったので、勉強の仕方とか色々見直して、復習重視シフトにするなど。