2010.04.25-26

25日

図書館行ってゆったり理論電磁気学読む。しかし計算はハード。多重極放射の辺りで「波動帯」の一言を見逃したせいで項の出入りが合わない、とか言って1時間ほど捨てたりそんなん。

26日

朝は先週発表でミスって今週に持ち越しになった問題について考えて穴が埋まった。しかし今回の自分のはかなりしょうもない問題で理解の浅さが浮き彫りになった格好だが、それでも数式数行を納得するまでに二桁の時間は軽くかかってるわけなので、セミナーの準備に100時間かかっても驚きはしない、という河東先生の言葉も成程と思わざるをえない。

2限 場の量子論
授業はどうでも良いが途中の先生の雑談で、、情報量が体積比例でなく表面に存在するもの、と考えるとエントロピー増大則からNewtonの運動方程式とか重力理論が出てくる、とかいうどえらい話が1ヶ月ほど前に出てきた、とか言ってて興味を覚えた。しかし興味を覚えた、とかいうといかにもわかってそうだがはっきり言って何を言ってるのかまるで見当もつかない。

午後は書籍部に催促に行って「寄せの手筋200」、「変わりゆく現代将棋」をゲット。ちょっと読んだが一瞬で歴史に残る名著と確信。

その後は理論電磁気学の続き。悪名高きLienard-Wiechertポテンシャルの計算。しかし騒ぐほどの計算ではない気がする。とかいいつつ2時間ほどかかったが。

夜は家庭教師で初授業。適当に算数とか教える。基礎っぽいところはある程度大丈夫そうで安心した。あとどうでも良いが生まれて初めてサピの教材目にしたが、かなり教える側、使う側の双方にとってやりやすく作られていると感じた。

今学期も一通り授業の雰囲気は楽しんだので、いい加減出る授業を絞らねば。本が出てて、クオリティの高い授業(一般相対論、代数学)に出るかどうかが一つの悩みどころ。