2010.04.07-08

7日

家族の分のスパゲッティを茹でていたのだが、よそる段になって上手く3等分がどうしても出来ず、気がついたら一人分だけになっていて、何が起こったのか分からず、色々考えた結果最後に残ったのが自分がふたり分食べてしまったという結論で絶望する、というかなり悲惨な夢で一日が始まる。文字に起こすと相当滑稽だが、夢の中での絶望は半端なかった。この夢がこの日を端的に表していて、調子は最悪だった。

2限 プラズマ物理学
院の講義の場の量子論に出るか散々迷った挙句結局ひよってこっちにする。前日の単位数をめぐるあれがなければ強気に出られたのだが(言い訳)。先生は急な出張人のことで休みで、博士の人(博士卒だったかも)の人が講義した。講義はかなり上手かったと思う。しかし中身は今学期で今のところ1番つまらん。なんかせっせと自己エネルギーの計算とか。

午後は研究室ガイダンスの続き。今日はひたすら実験の研究室。以下感想。
トポロジカル絶縁体やるところが物性実験6研究室中2つ(理論も入れれば3つ)もあってびっくり。かぶりとかは気にしないのだろうか。
・H川先生の「D論はでっちあげて説得してしまわないと書けない」という言葉にもびっくり。
・S野先生のガイダンス聞いてて、自分の興味の方面とかはこの間までのゼミでかなりのところを形成されたであろうことを痛感。
・しかし中身は師匠のG神先生(今年から理学部に来た)に包含されていたのであった。
・M輪先生はやはり異様すぎた。「一味違った」学生が育つわけだ。しかしテルミンとかも作らしてもらえるとか素敵すぎる。

8日

2限 固体物理学
まあ初回なのでBloch定理とかそこら辺。しかしHoE(Hamiltonian of Everything) って初めて聞いたのだが。流石に意識しすぎだろうとか思ったが、昔からある呼び名なのだろうか。

午後は前半がガイダンス。残りは素粒子理論、原子核理論、宇宙理論とか。まあ一言で言えば素論の人たちは色々なものを捨てすぎ。冗談に見えないところがやばい。

後半は振り分け。もうこの時点で心臓バクバクであったが、紆余曲折を経て結局第一希望で出したA木研に決まりました。まあ他の二人も相当強力な面子なので、凄いことになりそう。しかし決まった直後にこんなこと書くのもどうかと思うが、U田研とどちらにするかは相当悩んでいて、結局こちらにしたわけだがこれが最善の選択だったかは全くもって不明。という訳で、院はどこで出すかは全く未定。そもそもここでこのまま進学するかも不明ではある。まあ様子とか見つつぼちぼち。
しかし思いのほかというか何というか、素粒子とか宇宙の志望者が予想より多かったのとか、理論志望に見えた人が結構夏に実験取ってたり(もちろん院とは全く関係がないので冬を楽にするためかもしらん)して、色々予想外だった。ここでもひょっとして道を間違ったのか、とか不安になったり。