2010.03.31-04.01

31日

このままだと永遠に行けなさそうなので、やることが貯まっている中ではあるが、国立新美術館ルノワール-伝統と革新展に行くことにする。いくら並ぶのが苦にならないからと言っても、向こうが迷惑だろうと思って開場ちょっと後に着くぐらいに調整して行ったのだが、既に大量の人で埋め尽くされていて驚く。しかし今回は人が多いわりには絵の真ん前に陣取りつつ相方に得意げに解説するような人たちとかはいなかったのでそれなりに心穏やかに見れてよかった。
まあ感想としては、数的には人物画が圧倒的に多かったけれど風景画とかの方で初めて見るものもあって、結構気に入ったものもあったので行ってよかったです。後、光学調査の展示も結興味深かった。なんかこういうのに役に立つような技術開発とかに携わるのは楽しそうに思えた。超偉そうで申し訳ないが。
気に入ったのは「シャテューのセーヌ川」、「エスタックのオリーブ畑」(前者は正にといった感じ、後者はちょっと意外な印象を受けた)、「クロード・ルノワールの肖像」(赤ちゃんが愛らしい)、「テレーズ・ベラール」、「野原で花を摘む娘たち」とか。

終了後は図書館行く。統計力学10章終了。温度グリーン関数について。準粒子とか出てきたけど、ゼミで散々やった励起子ってこれだと思っていいのか?ポーラロンとかマグノンはそのまんまな気がするが。

昨日書き忘れたが、地味に棋王戦よりも衝撃的だったのは王位戦リーグの羽生−戸辺戦で戸辺勝ちだったこと。この一戦、戸辺六段にとっては正に試金石だった訳で(それにしてはきつすぎるような気もするが)見事に予想以上の結果を残したわけで、将来の飛躍が半ば約束されたと言っても過言では無いと思う。これでリーグ戦自体も一層面白くなった。

1日

朝から図書館行って勉強。統計力学11章終了。グリーン関数をダイアグラムで書いたり、自己エネルギーを計算してみるなど。最後のリング近似のあたりがよく分からなかった。段々進むにつれて、大域的な理解が遠ざかり、局所的なレベルでしか納得出来ていないようになってきていると感じる。Fetterで解決すればいいのだけれど。

AQUARIA MUSICSには泣かされた。嘘と言わないで。