2010.03.07-08

7日

図書館行くはずだったが寒さと雨に負けて家にこもる。しかし結局日課の「演習 現代の量子力学」やっただけで後は将棋見てただけ。愚駄愚駄。

NHK杯は糸谷五段の勝ち。早指しでは、玉を固めて殴る竜王スタイルが猛威をふるうはずなのだが、今回は糸谷五段の勢いが勝った感じ。というか文字通りのノータイム指しが凄すぎる。考慮時間8分も余して勝たれ、挙句放送が早く終わりすぎて過去の名局選とか放送されては竜王も熱かろう。しかしこちらで勝ったということは将棋世界の東西戦の方では流石に竜王勝ちだったのだろう(連敗するとは思えないので)。

棋王戦は佐藤九段勝ち。久保棋王の猪口菜な動きをしっかり受け止めて、快勝に見えた。

8日

朝から大学行く。合格発表の掲示板の骨組みが既に出来ていた。
今日は昨日の続きやって詰まったWKB近似の復習とか。週末に体調が下降線をたどって急にだれた。
以前古本で買った岩波「数学公式」(1972年に出たやつだった)見てたら二行並んだ式とかを括る大きな中括弧(正確な呼び名は知らない)の造形が、線の太さとかまで調整してあってすごく綺麗だった。この頃は数式が並ぶ本とかは、専門家が打っていたのだろうか。大数の安田先生の記事かなんかでそういうのを見た気がするが。

夜BSで歌舞伎の「寺子屋」初めて見たが面白かった。こういうの日頃見ないということもあり以下ピント外れのことを書くかもしれないがご容赦。忠義と秀才の間での源蔵の葛藤から松王丸の登場、その後の独白による見事な反転、さらに子供の最期についての所で再度反転、という話の筋が非常に綺麗にまとまっていて、短編とかの一つのお手本なのかな、と思ったりした。名前を覚えそこねてしまったが松王丸役の演技も良かった。