2010.02.13-14

13日

やる気が起きず。「群と表現」6章途中まで読んだ辺りで根気が続かなくなって朝日杯とか観戦し始める。
どれも熱戦だったが、羽生名人優勝。おめでとうございます。しかし正直こと相穴熊で金を前線に繰り出してちょっかい出すなんて指し方はまず上手く行きそうもないのに、それを平然とやるところとか、△8八歩と打って▲7七桂と跳ばせてから△6四歩と突く、という手順は一生(誇張でなく、これから一念発起して全ての時間将棋に割いたとしても)浮かぶ気がしない。羽生名人については、数多の妙手、新手筋が今まで取り上げられているが、そういう単発的なものよりも遥かに恐ろしさを感じた。40分の将棋でこれを思いつくというところが信じられない。

あとどうでもいいが図書館で「大山康晴の晩節」読んだら平成12年の羽生ー藤井12番勝負の話が出てきて、羽生が主語で、「王座戦も苦手の藤井に対し〜」という下りがあった(このころまでは対戦成績ほぼ指分で、負け越しが片手で数えるほどしかいない羽生にとってみれば超苦手の部類だった)のだが、誰かが鉛筆で「苦手の」に二重線引いて消していて、かなり笑った。

14日

寝て起きてもつまらない勉強はやる気が起きん。群の話が抽象的でありがたみがいまいち分からん上に、試験の過去問が教科書覚えなさい、みたいな感じで高校の定期試験チックでうんざりさせるから。
という訳で逃避で現代物理実験学のレポートのため、小柴先生のノーベル賞論文読む。が、最近英語読まなさ過ぎで速度が遅い上、正直あまり面白くない。横目でNHK杯見つつ適当に斜め読み。しかし糸谷五段強いな。
午後は仕方なく図書館行ってレポ書く。脳使ってないので本当にひどい代物だが、8割方終了。まだ生物物理のレポと、実験学の後半のレポが亜るかと思うと、本当にうんざり。早く春休み来い。