2010.02.11

11日

大学行って昨日の続きやる予定だったが、図書館で本とかパラ見してるうちに、なんかひょっとしたら計算すれば面白いかもしれん、みたいなことを(言語レベルで数式に落としきれていないまま)思いつき、それについて妄想してたら時間が飛んだ。

で、時間が来たので今日のメインイベントの公開講演会「LHC実験はじまる」に向かう。30分前とかに行ったはずなのに既に講堂が大半埋まっていて驚く。益川先生の時みたいに外まで列とかは出きてなかったが。しかし学科のページにも全然宣伝してなかった気がするのだが、学外の人はどこでこういう情報を見つけるのだろうか。

まあ中身は予想通りと言ってはあんまりだがニュースとか雑誌とかで見たことがあるような、お話の域を出るものではなかった。むしろ先生の話術というか、話の技術的なもの(より正確に言えば前半の人と後半の人のその差)が興味深かった。スクリーンには小さい文字は映さない、レーザーポインタは無闇矢鱈に使わない、時間内に納める、単位を日常単位に変換して説明する、などの聴衆側から見れば自然なことから始まって、話の組み立てとかも考えられている気がして、やはりこういう能力がなければやっていけないのかあ、とか。まあ村山先生を初めて見れてよかった。

完全にどうでもいいが、週刊誌かなんかの紹介であった、「小2にして微積分を理解」って正直馬鹿にしてるというかなんというか、という感じ。そもそもこんなのそこらの小学校から適当にクラス幾つか取ってくればいそうなレベルだし、こういう紹介は何と言うか、「びっくり人間コンテスト」臭がして嫌だ。こういうしょうもない記述によって、距離感が増す気がする。まあ週刊誌のこんな些細なところに噛み付いても仕方ないのだが。

夜は昼間に思いついたことについて調べたりしたら、なんか既にやられてるか、(今の自分と)大分ギャップが有るかのいずれかでありそうなことが判明してがっくり。

王将戦は久保勝ち。どうも右辺からの手作りが流石だったようで、割と一方的に押し切った印象。
しかしこの間まで番勝負で勝てる印象がなかったのに変われば変わるものよ。