2009.12.30

1/25追記

1ヶ月以上過ぎてしまったが一応。以下入手したものについて。順不同敬称略。

Demetori
2ヶ月以上前に、「プログレ」という言葉を目にして狂喜乱舞、それ以来期待しまくっていたわけだが、crossfadeを聞く限りどうも怪しい。一抹の不安を胸に抱きつつも即買いだったわけだが、まあ結論から言えば、やはり言う程プログレではなかった(これは前にブログで言及されているが)ので最初は若干がっかり感のほうが強かったが、そういう先入観なしに聞いてみればあら不思議、さすがの力作であったことよ(感嘆)。ただ、依然に比べて、忙しさゆえか、一部の曲を消化しきれていないような印象を受ける。具体的にはtr3,tr6。特にtr6は正直「神速で弾いてみた」以上の印象はあまり受けなかった(というには上手すぎるのだが)。しかし、正直ここには他のところとははっきり別次元のレベルを求めてしまうのでやや厳しくなりがちかも。でも全体としては素晴らしかった。来年の冬も無論(自分が樹海行きになってなければ)買います。

お気に入りはtr1(あの駄曲をよくぞここまで)、tr2、tr4、tr5(DT笑)、tr9(これが彼岸花葬への答え、ということなのかと思うと涙腺に来た)。

CROW'SCLAW
いわゆるベスト盤。という訳で非常に率直に言って、完全新作に比べてやや軽視ではあったが、蓋を開けてみれば、音は改善の嫌いがあり、演奏についてもマイナーチェンジを加えている、ということで、知っている曲、知らない曲ともに非常に楽しめました。個人的には知らない曲の方に当たりが多かったのも嬉しい。来年もオリジナル期待してます。
お気に入りはtr4(元より良くなった。逆にtr5は元のほうが良かった)、tr10、tr11(作風的に変化球気味?だが非常に良い)、tr12。


UI-70
個人的に夏のが大当たりで(本来ウェットなメロディなので、明るい曲調にしたことでウェットさが一層際立ち、それに氏のもちもちっとしたギターがもろはまり)、冬も大いに期待していたわけだが、一転本来の作風に戻っての本作。しかし、ダークな方向の曲に氏のこじらせた風邪というか二日酔のようなギター(褒め言葉)がこれまたマッチして、今回も前作とは180度方向こそ違えど非常に良い感じ。これは完全に吹っ切れた感じで、次も大いに楽しみにしています。お気に入りはtr2,tr4,tr6,tr8。

FragileOnline
大作の香りぷんぷんの連作のうちの第一作。もともと一筋縄で行かない作風の氏だけに何をしでかすのかと思っていたが、蓋を開けてみればあまりの普通さに逆にこちらが拍子抜け。一作目のそういうトリックからくるとは。それはさておき、意外であった普通の直球も良かったです。次回作でのハッチャケぶりが想像もつかないレベルのはずなのでそちらに興味津々だったり。お気に入りはtr2(今回聞いた感情の摩天楼ではこれが気に入った)、tr6,tr8。

Iron attack!
夏のが選曲も演奏もかなりツボで一気に評価が上がっていたので、今回も楽しみにしていたのだが…前半は結構良いのだが後半が曲の消化が不十分で、失礼ながら「巧みに弾いてみた」レベルになってしまっていると感じた。やはり多作ゆえだろうか。お気に入りはtr3,tr5。

Pizuya's Cell x MyonMyon
夏に引き続いての合作。声ありの曲はあまり聞かないのだが、夏にここのを聞いてから、ここは例外になった。今回も選曲からして好みだし、非常に良かった。今後も合作出してもらえると非常に嬉しいです。お気に入りはtr2,tr5。

Pizuya's Cell
非常に味の良いピアノで、今まで軽視していたのが申し訳ないぐらい。今後も出してもらえると嬉しい。とか書いておいて何だがまだ十分聞けてないので、お気に入りはまた後日にでも。

後は夢の西方をやってくれたさかばとが未チェック。軽視したのが悔やまれる。