2009.11.10-12

10日

2限 物理学ゼミナール
今までで一番予習の密度が薄いまま、授業に臨む。結果として、質問もろくにせずにものすごく密度の薄い時間を過ごしてしまった。先生や一緒にゼミやってる人に申し訳ない。内容としては、反交換関係入れてフェルミオン第二量子化と、その例をちょろっと。次回は残りのBogoliubov変換の紹介から。自分は次回その後から発表。

午後の量子力学、物理学演習は何してたかあまりよく覚えてない。たぶん「相転移・臨界現象の統計物理学」読んでた。

11日
1限の流体力学はまたも出れず。なんかテストぶっつけ勝負になりそうな気がする。年が明けたら教科書読みますから。
2限 現代物理実験学
珍しく途中少し黒板の方見て話聞いてたら、教官がこちらを見て、「どう思う?」みたいなことを聞いてきた気がしたので思わず目をそらしてしまった。実際はたぶん別の人に聞いてたと思われる。

午後 物理学実験
自分は幼稚園児にもできそうな、スイッチ入れたり、つまみ回したりする作業の手順も満足に覚えられない屑野郎だということが身に沁みた。実験はきれいな回折パターンの写真がなかなかとれずに6時半とかまでかかる。

相転移・臨界現象の統計物理学3章終了。くり込み群の初歩とスケーリング則の話。自然に思える同時性の過程と、臨界点付近で線形と思えるスケール変換考えるだけで、スケーリング則がホイホイ出てくるのは脅威。非平衡の話のさわりになると、とたんに話が難しくみえるのは、まだまるでやったことがないからか。

竜王戦は渡辺勝ち。どうも接戦を演じながら、最後は競り負けるという、挑戦者にとって非常につらい展開が続く。一番勝てば流れもだいぶ変わりそうではあるのだが。

12日

2限 電磁気学
そろそろ電磁波の放射だろうから、少しはちゃんと聞くか、と思って出るが、まだ光ファイバーだのプラズマ中の電磁波だのの話だった。放射は来週から。

午後 物理学実験
電子回折の実験は今日でお終い。一つ書くとすればあのような、形で残ることを甘受したのは自分への戒めのつもり。今後もしやる気でないとか抜かそうものなら、あれを思い出すこと。

帰りに「演習 現代の量子力学」衝動買い。浪費でストレス発散するのは非常に悪い癖だと自覚はしているが、治りそうもない。

明日は演習の中間試験だが、あまりにもどうでもよくて、そのスタンスに自分がやや驚いている。楽器恥あったころは演習片方は優とろうとか思ってたが、いざ蓋をあけてみればあのようなぐだぐだな雰囲気のものに意味を見いだせるはずはなかった。というわけで未だ発表もめんどくさくてしていないのだが、大丈夫だろうか。