2009.11.01

1日

朝から図書館で少し勉強してから神田古本まつりへ行く。本をめっきり読まなくなってしまったせいもあり、もっぱら物色して回るだけだが、結構楽しい。サクライ「現代の量子力学」上の新品同様のが2500円であってこれはうますぎるとか思ってたが、既に持ってるのでパス。その後明倫館行ったら入ってきてすぐ「現代の量子力学」手にとってレジに向かってる人に遭遇。ここで買うと2倍近くの値段なので(明倫館は基本高い)よほど言おうかと思ったが、流石に不審者なのでパス。自分は流体力学の教科書とか買った。今まで一冊も持ってなかったのでまああってもいいかなと。

相転移・臨界現象の統計物理学2章終了。平均場近似と、さまざまなモデル、ランダウ理論とか長距離相互作用のとか。あとは相関距離の話題から揺動散逸定理とか。ところで某所でまさか言及されてるのか、とか気になるが(自意識過剰もたいがいにせい、という感じだが。)性懲りもなく分からなかったことを垂れ流すと、途中の計算(相関関数をフーリエ変換する下り)で、平均とフーリエ変換の順序を入れ替えてる気がするのだが、これって妥当なの?というか平均の意味を統計的平均で本来とってると思っていいはずで、ここで上の入れ替えを適用するには統計平均→座標平均とかの置き換えをすればスムーズにいく(と思う)のだが、これってエルゴ―ド仮説を既に前提にしてるという認識でいいの?とか。猛烈に読みにくい文章であれだな。しかし、計算がスムーズにいかないときにだけ疑問が出てきて、サクサク計算できるとろくに考えずにスルーしてしまうのは自分の問題点だと思う。
帰宅後物理数学のレポの期限が明日までということを初めて知って、慌ててやる。群表せっせと書いたりそんなの。

豊島五段渡辺竜王に勝ちか(王将リーグ)。これは面白くなってきた。

気がついたら10月が終わっていた。結局どれも中途半端にしか進まず形になっていなくて愕然とする。夏休みの予定の回収すらできていない。何が良くないかって、どれに時間が費やされたかがはっきりしないところだ。このままではいけない。とりあえず
相転移・臨界現象の物理学を月3分の一ぐらいをめどに読む。
・その後はファインマン統計力学へ。
線形代数と群の表現を読む。
・あわよくば場の古典論(今更かという声が聞こえてくるが)も。